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●汚水処理施設の整備 |
流域各府県では公共用水域の水質保全のため、生活排水対策として主に下水道整備を行っているが、下水道が普及していない地域では、合併浄化槽や農業集落排水処理施設等の設置を推進するなど、生活排水を未処理のまま放流しないように各種対策を実施している。令和5年度末の流域府県の汚水処理人口普及率は約97.46%であり、そのうち下水道によるものは約94.4%である。府県別に汚水処理人口普及状況をみると、三重県は89.6%、滋賀県は99.2%、京都府98.8%、大阪府98.3%、兵庫県は99.0%、奈良県が91.3%となっており、生活排水対策事業の推進があと一歩求められる。 |
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注1)流域外を含む府県全域を対象 注2)総人口、汚水処理人口は四捨五入の関係上、合計が合わないことがある。 環境省「汚水処理人口普及状況について」(各年度)により作成 |