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TOP琵琶湖・淀川流域の水環境情報>琵琶湖・淀川流域の水環境の現状(河川の水質)

琵琶湖・淀川流域の水環境の現状

用語の解説
●河川の水質

 
【木津川】
  木津川御幸橋でのBOD(75%値)は平成4年度以降増加し、平成7年度には2.0mg/Lを越えた。その後増減を繰り返し、令和5年度は0.9mg/Lであった。玉水橋でのBOD(75%値) においても同様に、平成7年度には2.0mg/Lを越え、その後増減を繰り返し、令和5年度は0.8mg/Lであった。両地点ともに環境基準値(2.0mg/L) を達成している。
 

木津川のBOD(75%値)の推移

  注)採水地点:水深の2割の水位
京都府「公共用水域及び地下水の水質測定結果」より作成

 
【宇治川】
  BOD(75%値)は御幸橋で昭和50年度以降減少傾向を示し、令和5年度は1.0mg/Lであった。隠元橋では昭和56年度まで、その下流の御幸橋より高い値を示したが、その後急速に改善され、令和5年度は0.9mg/Lであった。両地点ともに環境基準値を達成している。
 
 
 

宇治川のBOD(75%値)の推移

  京都府「公共用水域及び地下水の水質測定結果」より作成

 
【桂川】
渡月橋のBOD(75%値)は昭和50年度から横ばい傾向を示し、令和5年度は0.6mg/Lであった。西大橋では昭和53年度まで増加傾向であったが、その後改善されてきており、令和5年度には0.7mg/Lであった。宮前橋では汚濁の著しかった昭和50年代前半は10mg/L以上を示したが、その後改善されてきており、令和5年度は0.9mg/Lとなった。いずれの地点も環境基準値を達成している。
 
 

桂川のBOD(75%値)の推移

京都府「公共用水域及び地下水の水質測定結果」より作成

 
【淀川】
  淀川上流の枚方大橋の左岸、流心、右岸でのBOD(75%値)は、昭和57年度に5.0mg/L程度の高い値を示した後、改善されてきている。令和5年度は、左岸が1.0mg/L、流心が0.9mg/L、右岸が0.8mg/Lであり、いずれも環境基準値(3.0mg/L) を達成している。
 
 

淀川上流のBOD(75%値)の推移

「大阪府域河川等水質調査結果」より作成
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琵琶湖・淀川水系の流域概要 人口 水需要 琵琶湖の水質 河川の水質 大阪湾内の水質 汚水処理施設の整備 下水道の整備

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