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平成29年度 こども水質保全活動助成 成果報告会 |
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平成30年8月1日(水)大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)にて、 「平成29年度こども水質保全活動助成成果報告会」を開催しました。 |
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当機構の小谷事務局長による開会挨拶に続き、 |
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5年目となる今年度を含めると助成件数は52件にのぼります。 当機構にとっては、「こども水質保全活動助成事業」で得られた成果を共有、交流することで世代を超えたつながり、地域を超えたつながりを意識し、環境問題とその解決を自分ごととして捉え、身近なことから行動できる人を育てていくこと、水質保全というテーマで有機的につないでいく橋渡しの役目を果たせるのではないかと考えています。 成果報告会に参加いただきました皆様が、活動の成果をそれぞれの地域や学校現場にお持ち帰りになり、それぞれのお立場で、琵琶湖・淀川水域の水質保全に活かしていただくことをお願い申し上げます。
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参加者は34名。成果報告を発表された方々をはじめ、今年度の助成を受けられている団体、行政担当者、NPO法人、また当機構に寄付下さっている会社関係者にもご参加いただきました。
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三重県の名張市に拠点を置く「地域と自然」は、音楽イベント開催や書籍、お菓子の販売などを通じて市民に環境問題をより身近なものにする活動をされています。
プレゼンテーションされた中西さんはヨシ笛ミュージシャンとしても高い評価をえられているそうです。 今回の発表もヨシ笛の音色をBGMにして和やかにしてくれました。 |
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子供達に実際に川に触れてもらうことでより川や水の大切さを身近に知ってもらえたようでした。 |
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そして、子ども助成を活用して杣川をテーマにした、生き物展示だけでなく、歴史や文化、風土にも触れられる“杣川水族館”の構想を立ち上げられました。 この“杣川水族館”実現に向けてフィールドワークや実習をかさねているようです。地域の活動に地元高校生が参加することで、より活動が新鮮で活発になって、杣川の魅力や大切さが多くの皆さんに広がる事を願っています。 |
東近江市を流れる日野川、佐久良川を中心に“ふるさとワクワク体験”と題した日野川探検や、里山文化の伝承をする“しゃくなげ學校”など、地域でも歴史のあるNPO団体さんです。
日野川水系の水環境を軸に、周りに住む生き物や暮らしとの関わりまで学習する取り組みの多彩さは、これまで積み重ねてきたノウハウが活かされていると思いました。 |
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三川合流地から汽水域になる大阪市内にまで及んで水質調査を実施して、水のおいしさ比べの調査をしたり、琵琶湖まで足を延ばして、さまざまな地域の清掃活動に参加するなど問題意識も持ちながら取り組んでいる様子が分かりました。 更に防災マップづくりにも手を伸ばして、淀川の水質から始まった活動が、地域の安心・安全な暮らしにまで研究テーマが広がりをみせて、これからの彼らに目が離せません。 |
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端に立っておられるのは、会の事務局、福本さんです。猪名川や藻川を活動フィールドに、さまざまな催しをされています。川遊びや魚捕りはもちろん、摘んだ野草や、虫捕りで捕ったバッタを調理して食べたりと、とかく現代の子供はインドア派だと言われますが、ここのちびっ子たちは福本さんらの下、水辺や自然の生き物たちとふれ合いながらすくすく育っています。 今年度も引き続き助成をしています。来年の報告会でも、元気な発表を聞かせてもらえることを願っています。 |
最後に発表していただいたTANAKAMIこども環境クラブは、滋賀県南部の湖南アルプスと呼ばれる田上山(たなかみやま)を中心に、かつて森林伐採によって土砂災害に見舞われたこともある地域をフィールドに、先人たちがそれをどう克服してきたかなどを子供達が自由に学び、知ることを目的に自由闊達に活動されています。昨年度は、湖北・高月にある西野水道を、コウモリが飛ぶ真っ暗な中を実際に通り先陣の知恵と努力を実感したそうです。
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様々な体験を通して子供達なりの思いを持って次の活動に活かしています。昨年度は、『こどもエコクラブ全国フェスティバル2018』に滋賀県代表で参加されたり、今年10月には、世界湖沼会議にも参加されるそうです。
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ご参加を賜りました皆様に感謝申し上げます。 |
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