当機構は、国際ライン汚染防止委員会(ICPR)と1995年に「水質保全の研究及び技術交流に関する共同声明書」という協定を締結しています。このたびICPRにおいて「ライン2020〜ライン川の持続可能な開発に関する計画」が出されたことを受けICPRを訪問すると共に、ライン川ならびにレマン湖などの現状を視察し水質保全の国際的取組みについて調査するため調査団を派遣しています。
(目的)
ヨーロッパの水環境の状況と水質保全の国際的取り組みについて調査し、今後の琵琶湖・淀川での水質保全に活かすことを目的とする。
- EUの水枠組指令(WFD)にリストアップされている低減すべき栄養物質と有害物質の水質目標を考慮して、ライン川に関する物質のリストアップ、目標値の更新、および目標を達成するためのさらなる対策についての調査
- 移動施設(魚道など)の建設による河川生態系の連続性の修復、河川での産卵地の保護および幼魚の生息地の保護と再生についての調査
- 地球温暖化と見られる湖水循環や生態系への影響についての調査
- 水道原水の地下水、湖水の取水方法と水の安全性についての調査
- 国を跨る横断タイプの組織における、職員等人材の体制、組織意志決定機能および資金等実行性の担保などについての調査
(調査団概要)
- 調査団メンバー 宗宮功団長(京都大学名誉教授、龍谷大学教授) ほか6名
- 訪問先
@国際ライン汚染防止委員会(ICPR)及びライン川 (ドイツ コブレンツほか)
A国際ボーデン湖水質保護委員会(IGKB)及びボーデン湖 (ドイツ ランゲナーゲンほか)
Bレマン湖水質保全国際委員会(CIPEL)及びレマン湖(スイス ニヨンほか)
Cチューリッヒ市水道局及びハードホフ浄水場(スイス チューリッヒ)
- 派遣期間 平成20年7月12日〜平成20年7月20日
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